仲間と旨い米を追う4年目のプロジェクト 大平

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5月下旬、30度を超える予想気温の週末。大平の贇(ただし)さんが田植えの準備に取り掛かった。昨年から就農して家業を支える息子さんと、旧知の頼もしい助っ人の3人で、暑さ早まる天候の中作業を進めてきた贇(ただし)さん。根っからの米づくり生産者として、プロジェクトではその誠実さで信頼され、四年目を迎えた。

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今期田植え機を動かすのは息子さん。一段と効率のいい機械が、順調に苗を植え込んで行く。畦道でフォローに回る贇(ただし)さんに、一台の軽トラックが止まった。みるみるその表情がさらに穏やかな笑顔に変わる。平成5年の大冷害からササニシキの作付けが一気に減少した中、時を経て、ここ大平で共にササニシキ栽培を手がけていた地域の仲間だった。

息子という若い担い手に支えられ、仲間として微笑ましく作業を眺める。時代が移り変わってもササニシキを作り続け、可能性を探る贇(ただし)さんを励ますように会話が弾んだ。

長い米づくり人生の中で贇(ただし)さんは身をもってその良さも知っている。今年75歳、熟練した生産者の前向きな姿は、今年も美味しいと食べてもらえる米を追いかけている。

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