晩秋の福岡 木須さん一家の自然乾燥米出荷へ

_MG_0033蔵王連峰に雲がかかり、晴れ間にさっと降っては虹がかかる「時雨(しぐれ)」の季節がやってきた。刈り取り後、台風の強風で倒れ、掛け直した棒がけ。その風の影響は果樹園に及び、家族で手塩にかけて育てたりんごの被害に胸を痛めた秋だった。10月末、白石福岡長袋の水田地帯に、棒がけの圃場が飛び込んでくる。木須さん一家が手がける自然乾燥米が、晩秋の冷たい風にさらされ、脱穀を待っていた。

息子さん、敏文さん、お父さんの3代で今年も迎えた収穫の秋。秋雨とにらめっこしながら、水分計でそのタイミングを見計らっていた。やっとやっとの脱穀、手作業ゆえ尚更左右される作業スケジュール。この日も家族4人で黙々と脱穀作業を進めた。

強風に耐えたりんごたちもいっそう色付き、甘みをさらに増して出荷時期を迎えている。息子さんが就農した頃に植えた小さな木にも、一段と赤いりんごが重そうに実っていた。白石・大平産の自然乾燥米に続きいよいよプロジェクト初出荷。生産者の心意気が詰まったササニシキの自然乾燥米が誕生する。

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