りんご実る秋 木須一家の棒がけ作業

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福岡・長袋で果樹園を営む木須さん一家。親子三代で果樹栽培と稲作、野菜づくりに励んでいる。今年の米づくりが始まる時期、秋の棒がけ作業が大変だと話していた木須さん。同時に本業のりんごは収穫時期を迎える。西に蔵王連峰、北には標高800m程の青麻山を眺める一帯。秋のおろしが作物を仕上げ、時に強風となる水田地帯だ。

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「機械がないからうちは手作業で」代々そうしてきた農作業。実りを迎えたササの圃場には見事なまでに雑草がない。「じいちゃんは昔のやり方、一本一本抜いて除草してたから」と、祖父と父を支える孫息子さんが話していた。水管理、除草……暑さの中水田を見て回り手をかけたお父さんの姿が目に浮かぶようだった。果樹栽培にとっても猛暑の作業は一苦労したに違いない。

プロジェクトでは大平の贇(ただし)さんと越河の重雄さんが三度目の棒がけ作業を進める。二人にとっても、木須さんの参加は頼もしくて心強い。午前中、大平にて作業していた助っ人たちが合流し、約30アールのササは一日がかりで棒がけ作業が完了した。高さのある棒がけ、もさもさ感はどこか愛らしい。圧巻の秋の風物詩、木須さん一家の手仕事を物語っている光景が広がった。実り始めたりんごの甘さに、丁寧に育てられた新米への期待も膨らんだ。

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