3年目 今年も自然乾燥米を全国へ 大平

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朝夕の涼しさ、空気が秋へと移り変わった9月中旬。今年の稲刈り一番乗りは大平の贇(ただし)さんの棒がけ作業だった。日に日に乾いた空気が西の鉢森山や蔵王連峰から吹き込む大平地区。新幹線沿いに広がる水田は黄金色に輝き、農家たちの繁忙期を告げる。

「贇(ただし)さん、いい天気でよがったな……」雨にたたられた一昨年、夏の低温と長雨に収量も落ち込んだ昨年。各地で猛威を振るった自然災害の知らせを聞くたびに、胸が痛んだ今年の夏。我が手を信じて、できることを最大限するだけだった生産者たちの地道な作業が、無事この日を迎えられた言葉に表れていた。

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今年も後方からサポートする農林課の助っ人たちが集まり、手間も時間もかかる棒がけ作業に汗をかいた。初めての体験という地域おこし隊の助っ人も参加し、バインダーでの刈り取り、杭打ち、棒がけ作業が進んだ。

前日からの準備もあって数時間で約20アールの棒がけが完了。青空の下、今年も料理上手な奥さん手作りのカレーがふるまわれた。最高の青空ランチ、収穫の喜びもひとしお。西からの乾いた風にササが静かに音をたて始め、今後の晴天が自然乾燥を後押しするのに期待した。
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