7月 溝切り作業 福岡にて

体力と気力 機械を頼りに圃場をまわる毎日

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梅雨まだ明けぬ7月、福岡の健一さんも「溝切り」作業に追われていた。溝を切ることで空気を供給し苗の活力を向上させ、土中の有害ガスを抜いたり、秋の収穫時の排水対策にも必要な溝切り。次の「中干し」作業へのステップとなる。

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「これがないと手が回らないのよ」

バイクに乗るように勢いをつけて機械に乗り込むと、育ち始めた稲をかき分けるようにぐんぐん進み始めた。これからの苗の生育にとって必要な作業であることはもちろん、この溝切りは秋の収穫作業への準備。粘土質の圃場は良質の米をつくるが、ぬかるまない圃場で機械をスムーズに動かすために、溝切りはしっかりやると話す。

溝切り作業 福岡03

作業中、近所のお父さんが立ち寄り、今ではあまり聞かなくなったササニシキの話で会話が弾んだ。生産者の圃場には赤いフラッグの目印が立てられている。

夏を目前に、涼しい山風に時折なびく苗、順調に成長している。標高の高い水田に、トンボが飛び交う季節になった。

溝切り作業 福岡04

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