7月上旬、作業後の夜のミーティングにて。この日はササニシキ販売に向けたチラシやパッケージの制作について話し合われた。作付け、流通量ともに希少なササニシキをいかに売り出していくか、生産者と関係者の忌憚ない意見が交わされた。
白石の基幹産業であった稲作、その時代を反映していた主力品種のササニシキも、今ではこの5人を含む数少ない生産者だけ。そのわずかなササニシキは一般の消費者には届いていない。作っていることも知られていないだろう。このプロジェクトはあの懐かしい味の復活だけではない。今に続く白石の稲作を届ける機会でもある。
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