田植え 白川にて

白石川の水とともに
1606白川 田植え01

風の強い日にも関わらず、取材の日だからと作業を進めてくれた

風の強さを気にしながら良夫さんの田植えが始まった。白石市白川の内親(うちおや)地区、約70軒余りが山に沿うように軒を連ね、西に蔵王連峰や青麻(あおそ)山を望む水田地帯。10ヘクタール以上の田を経営する良夫さん、奥さんと二人三脚で米づくりに精を出している。田んぼに目を落とすと、少し水が少ないように見えた。

「他の家は兼業多いから連休に田植え。地区の水管理考えるともったいないからね」

この地帯はすぐそばを流れる白石川からの水利で潤っている。ササニシキの田植えは他の品種より遅いため、良夫さん夫婦も水のありがたさを口にしながら作業し始めた。

1606白川 田植え02

良夫さんの背に見えるのが白川・内親地区

1606白川 田植え03

苗を運びだすお母さんも実家は田んぼ農家だった

白川で米を作りつづけて
1606白川 田植え04

水田まわりは土側溝、生き物には貴重な環境

「お父さんいっぷくだよー」

元気なお母さんとのコーヒーの時間、風はさらに強くなってきた。冷たい蔵王おろしが吹き込む地域、山や雲の流れも見ながらの農作業だ。

「作業しやすいように一区画にしたんだ」

半分終えて畦に上がった良夫さんは笑顔でこの白川での米づくりを話しはじめた。5反歩で30俵余りの収穫を目指す今年、61歳を迎える。

1606白川 田植え05

奥に蔵王連峰、白川でも空が広く感じられる水田地帯にササニシキが植えられた

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