5月中旬 育苗検査の日

田植えの繁忙期 これからのササニシキ
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作柄を左右する育苗。水と温度管理が重要な時期、他の品種の田植えは繁忙期を迎えていた

ゴールデンウィーク前後に田植えが集中する他の品種と比べ、田植え時期は半月ほど遅いササニシキ。種もみを育苗箱に蒔き、ビニールハウスで育てる人もいれば、プール育苗で管理する人もいる。

「ハウス高いからさぁ。昔はハウスなくても米作ったもんなぁ」

笑いながらも県担当者の調査結果を待つ横顔は真剣。ベテラン農家とはいえ今年はこれから。多少の不安も垣間見える。

丈夫な苗づくりへの思い
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越河 斎藤重雄さん

平成5年の大冷害を経験し生産量は減少、栽培が難しいと言われ希少になったササニシキ。茎が細く倒れやすいこともあり、丈夫な苗づくりが必要だ。

「こればっかりは天気次第だがらな」

栽培農家が減少した中、「あの味を」とあえて作る5人。越河、斎川、大平、白川、福岡の皆が共通して口にした言葉は、農家の願いであり、原点だろう。今年の米づくりの確信は、ベテランといえども口にはしない。担当技術者に耳を傾ける横顔は皆真剣そのものだった。

順調に育つ苗は、まもなく圃場へ。5人それぞれが手がける経営面積は広大で、品種はもちろんササニシキにとどまらない。生産者たちは繁忙期を迎え、朝から晩までの作業が続く。

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斎川 太齋雄一さん

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大平 村上贇(ただし)さん

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福岡 鈴木健一さん

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白川 佐藤良夫さん

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