播種、プール育苗へ 白川

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4月中旬、今年も陽気に急かされて田んぼに出て作業する人が多い。昨年までの栽培面積から、今年はもう一箇所圃場を確保して収量を増やす予定でいる良夫さん。いつもより多い種籾の袋を確かめながら、普段は家族が作業してくれるという温湯消毒に取りかかる。

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連休前、いよいよ育苗の準備。家族や近所の手伝いも借りて、播種の作業が流れよく続く。ハウスの中、汗をかきながら育苗箱を並べる息子さん。転勤の多い我が子を気遣い、今年から職場が近くなったことに良夫さんも安心していた。

播種用の土が足りない……。いっぷくを前に作業がストップ。「あるよー」電話の奥から、越河で田おこしをしていたプロジェクト仲間である重雄さんの声。トラックを走らせ、また播種作業に取りかかることに。霞が強く、午前中はくっきり見えていた蔵王・水引入道の「種蒔き坊主」も見えない夕暮れ、今日のうちに終わらせようと急いで戻る良夫さんだった。

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