溝切り 福岡にて

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梅雨の最中、連日30度とうだる暑さの7月中旬、福岡の健一さんは汗だくで溝切り作業をしていた。潤沢な福岡の圃場も、この1ヶ月で驚くほど苗が成長。どんよりとした曇り空とは正反対に、鮮やかな苗色の光景が広がる季節。畦には今日も山麓から水が勢いよく流れ込む。

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山手の細かい圃場をまわりながら、草刈りや水管理の作業が延々と続く。水はけが悪いというこちらの圃場、健一さんが溝を切り始めると、同じ一枚の水田でも、水を多く含んだところ、少ないところがよくわかった。台風で雨の多かった昨年の反省から、今年はしっかりタイミングを見極めて刈り取りたいところ。去年よりもっと旨い米を……少しぼやいた後で、いつも笑顔の健一さんだ。

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