4月下旬 蔵王連峰に「種蒔き坊主」

1704 白川02

5月連休前のこの季節、蔵王連峰の雪渓が浮かび上がり、立夏の訪れを告げる。外輪山の「水引入道」に「種蒔き坊主」が現れると、麓では田植えの時期。代かきされ水の張られた水田の光景は、朝な夕なに美しく、蛙が鳴き出す頃だ。

1704 白川01

働き者の良夫さん、好天のこの日、いよいよ今年のササニシキを蒔き始めた。育苗箱に約270枚ほど。プロジェクトでは今年も昨年同様の作付面積で栽培に励む。傍らに、離れて暮らす息子さんと甥っ子さんの姿。「何枚積んだっけ?」「何枚並ぶ?」男3人の会話も行ったり来たり。お母さんはじっと黙って作業を手伝う。

1704 白川03

IMG_0094

ビニールやポリフィルムを使って簡易プールを作り苗を管理する「プール育苗」。水苗代に近い状態で箱育苗を行い、灌水作業や温度管理、病害の発生が少ないなどメリットも多い。腰を屈め、平らに整然と並べ続ける良夫さん。「今年もがんばっから」そんな仕事姿だった。

1704 白川05

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

最新記事

ササニシキの稲藁 新春の門松に

ササニシキの稲藁 新春の門松に

ササニシキの棒がけで出た稲藁は、年の瀬、新年の門松に。門松作りに追われる京苑さん(宮城県蔵王町宮)にて白石神明社さんによるご祈祷を受け、...

記事を読む

栽培講習会 平成29年生産の振り返りと来期に向け

栽培講習会 平成29年生産の振り返りと来期に向け

 秋の繁忙期から一息ついた12月、大河原農業改良普及センター指導員の齋藤さんを迎え、平成29年の米づくりを振り返る。冒頭、秋から冬にかけての土作...

記事を読む

山形県真室川町開催「第19回米・食味分析鑑定コンクール:国際大会」へ出品

山形県真室川町開催「第19回米・食味分析鑑定コンクール:国際大会」へ出品

11月25日(土)・26日(日)の2日間、山形県真室川町にて「第19回米・食味分析鑑定コンクール:国際大会」が開催され、生産者4...

記事を読む

平成29年新嘗祭 白石神明社にて

平成29年新嘗祭 白石神明社にて

現在「勤労感謝の日」として定着した11月23日は、本来秋の収穫に感謝する「新嘗祭(にいなめさい)」の祭日。いにしえの飛鳥時代からと一説あり、...

記事を読む

晩秋の越河 棒がけの風景

晩秋の越河 棒がけの風景

暦の上では立冬の11月。白石・越河、重雄さんのササニシキの棒がけ作業が終わり、冷たい晩秋の風吹く中、美味しい新米が待ち遠しい光景が広がっ...

記事を読む